東京大崎のO美術館で第11回 座の会展「座2022」が開かれている(9月1日まで)。2012年に第1回展が開かれた座の会展も今回で11回を迎えた。基本、日本画家の会であったが、漆芸作家もの加わり、狭い意味の日本画にこだわらない作家も参加している。気になった作品を紹介する。
金子健一郎は1975年東京都生まれ、1998年日本大学商学部卒業、セツモードセミナーを卒業したのち、2008年に早見芸術学園造形研究所・日本画塾を卒業している。
画面に極細のアルミ線を貼り込んでいる。
高田研二郎は1985年生まれ、2011年武蔵野美術大学大学院日本画コースを修了している。
羽田雄貴は1986年愛知県生まれ、2011年武蔵野美術大学大学院日本画コースを修了している。2019年のトキ・アートスペースの個展が印象に残っている。
宮島弘道は1970年長野県生まれ、1994年に武蔵野美術大学大学院を修了し、創画会で発表している。2011年の国立コートギャラリーでの大きな個展が印象に残る。
亀井三千代は1966年東京都生まれ、慶應義塾大学哲学科を卒業し、東京医科歯科大学で臨床解剖学を学んだ。羽黒洞で個展を続けてきた。人人会の会員。自分の人型を採り作品に反映している。
西野正望は1996年東京藝術大学大学院日本画専攻を満期退学している。
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第11回 座の会展「座2022」
2022年8月26日(金)―9月1日(木)
10:00-16:30(最終日は16:00まで)
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O美術館
東京都品川区大崎1-6-2 大崎ニューシティ・2号館2F
電話03-3495-4040
※JR山手線大崎駅北改札を出てすぐ