ギャラリー58の池田龍雄展1950−60年代を見る

 東京銀座のギャラリー58で池田龍雄展1950−60年代が開かれている(1月19日まで)。池田龍雄は1928年生まれ、終戦間際に予科練へ行っている。今まで各地の美術館で個展が開かれている。今回の個展について、DMの言葉を引く。

本展では、1950年(22歳)頃のドローイングや、1961年に発表した13点組のペン画「ジャズの窓」シリーズなど、1950〜60年代前半にかけて制作されたペン画とドローイングを展示いたします。

 ギャラリーのHPから、

『ジャズの窓』 は、1961年に大阪フェスティバルホールで開催された、木島始の構成によるジャズイベント『ジャズの窓』の舞台に投影された作品で、池田龍雄宇野亜喜良の二人が原画を、朝倉節が舞台装置を担当しました。
スクリーンに大きく投影された池田と宇野の作品をバックに、ルイ・アームストロングらが熱い演奏を繰り広げたそうです。
池田龍雄の貴重な初期作品が揃う展覧会となります。ぜひご高覧くださいませ。








 ここにはその「ジャズの窓」の作品を掲載した。池田33歳の作品だ。60年安保騒動が収まったあとで、池田の最も充実した頃の作品ではないだろうか。紙にインクやコンテで描いている。見ごたえのある展示だと思う。
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池田龍雄展1950−60年代
2019年1月7日(月)−1月19日(土)
12:00−19:00(最終日17:00まで)日曜休廊
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ギャラリー58
東京都中央区銀座4-4-13 琉映ビル4階
電話 03-3561-9177
http://www.gallery-58.com