ギャラリー砂翁の沓澤貴子展を見る

 東京の三越前駅近くのギャラリー砂翁で沓澤貴子展が開かれている(9月29日まで)。沓澤貴子は1971年静岡生まれ。武蔵野美術大学大学院美術専攻油絵コースを1998年に修了している。今まで、ガレリアラセン(2001)、Oギャラリー(2002)、かわさきIBM市民文化ギャラリー(2003)、Oギャラリー(2005)、ギャラリー砂翁(2008)、Oギャラリー(2011)などで個展を続けている。抽象作家として安定した仕事をしている。今回の個展はOギャラリー以来1年半ぶりになる。



 100Fと100S、それに80Pという大きな作品が3点。特に緑色の100Fの作品が美しい。


 小品もおもしろい。紹介しなかったが、ドローイングも並んでいる。もっともっと注目されてよい作家だ。多くの人に見てもらいたいと思う。
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沓澤貴子展
2012年9月18日(火)−9月29日(土)
11:00−18:00(最終日17:00まで)日曜のみ休廊
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ギャラリー砂翁
東京都中央区日本橋本町1-3-1渡辺ビル
電話03-3271-6693
http://www.jpin.co.jp/saoh
地下鉄銀座線・半蔵門線 三越前駅A1出口より徒歩3分