「ギャラリーそら」がオープン

 東京日本橋に「ギャラリーそら」がオープンした。ここは元ギャラリー汲美があった場所、汲美のオーナーの磯良(いそら)さんが亡くなって、そのまま空き室だった。それでほとんど居抜きのような形で、基本的な間取りは変更することなく、6月15日にギャラリーそらとしてオープンした。
 第1回展は東北芸術工科大学出身者たちのグループ展、高橋洸平・高見基秀・田中望・古川孝裕の4人展だ(6月20日まで)。展示もさりながら、汲美のままの造作に懐かしくて見入ってしまう。こちらの代表者は、銀座でギャラリーツープラスを経営している加藤晴正さん、下の写真の方。

 ギャラリーのコンセプトがちょっと変わっていて、ホームページで次のように宣言している。

「ギャラリーそら」は、シェアスペースです。主に、フリーエージェントの方が、【ひとり文化事業】を行う場所です。「ギャラリー」と名付けていますが、【人が集まって何かをする(ワークショップ・勉強会など)】、【人に伝えるために展示する(美術展、活動報告など)】であれば、美術品の発表に限らず利用していただけます。
SORAのポリシーは、
・既存のシステムから外れる。
・実験の場にする。

 とのことである。
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ギャラリーそら
東京都中央区日本橋2-1-19 三幸ビルB1F
電話070-6474-1927
12:00〜19:00(最終日は17:00まで)。
ホームページは、http://tentaikansokusya.com/sora/