解体近い日比谷・三信ビル

mmpolo2006-12-10




 今日の毎日新聞に東京日比谷の三信ビルのことが載っている。三信ビルは昭和4年に作られた古いオフィスビル。昨年1月地権者の三井不動産が老朽化を理由に解体を発表した。確か今年の3月を期限にテナントに移転を通告したと聞いていて、そろそろ解体かと思っていたらまだ1軒残っているテナント(レストラン)があって、それを支援する写真展が企画されたのだという。
 解体を発表した直後に偶然行って、特にアーケードの美しさに驚いた。1階と2階が吹き抜けになっていて、廊下の両側が商店街になっている。お店が迷惑するので撮影しないでくださいという張り紙があったので、ああこれは解体反対運動対策だなと思った。
 細部にも彫刻がありモダニズム建築とは全く異なる美しさで、建築に素人の私にもその魅力は伝わった。
 保存会のホームページは

 http://www.citta-materia.org/sanshin.php?blogid=2&catid=24


 上の写真は1階アーケード、同ホームページから