東京京橋のギャルリー東京ユマニテbisで今実佐子展が開かれている(7月8日まで)。今は1991年東京都生まれ、2014年に筑波大学芸術専門群総合造形領域を卒業し、2016年同大学大学院総合科学研究科博士前期課程を修了している。2014年につくば市で初個展、都内では2015年、2022年についでギャラルー東京ユマニテbisで3回目の個展となる。
今は口紅など化粧品を絵具代りに作品を作っている。今回の大作はF100号を3枚並べたもので、使った口紅の量は大変なものだという。おそらく化粧品だけで作品を作っているのは、今以外にいないだろう。しかし、その材料費は高額で馬鹿にならないらしい。
きわめてユニークな制作方法だ。そのことを強くアピールするにはどうしたら良いのだろう。白髪一雄も足で描いていることをアピールしてメジャーになったのだが。
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今実佐子展「光に向かって歩み続ける」
2023年7月3日(月)-7月8日(土)
10:30-18:30(最終日17:00まで)
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ギャルリー東京ユマニテbis
東京都中央区京橋3-5-3 京栄ビルB1F
電話03-3562-1305