東京銀座のギャルリー東京ユマニテで野田裕示展「100の庭」が開かれている(5月29日まで)。野田は1952年和歌山県生まれ、多摩美術大学を卒業した翌年すでに伝説の南画廊で個展を開いている。その後ギャルリー東京ユマニテで個展を繰り返してきた。2012年には国立新美術館で大規模な個展が開かれた。
今回DMには新作100点をふたつの会場で一挙に公開しますとある。
何層にも塗り重ねた深みのある色合いが美しい野田裕示の絵画。
箱型の支持体に木と麻布を組み合わせた同一サイズ(62.8×47.7cm)の新作100点を、ふたつの会場で一挙に公開します。
ここギャルリー東京ユマニテには44点が展示されている。もうひとつの会場ザ・ギンザ スペースには56点が展示されているのだろう。そちらはまだ見ていないが。
作品はとても見事なものだった。これらを同時に100点も作っているとは! コロナ禍で外出が難しいかもしれないが、見る事をお勧めする。
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野田裕示展「100の庭」
2021年5月12日(水)―5月29日(土)
10:30-18:30(日・祝休廊)
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ギャルリー東京ユマニテ
東京都中央区銀座3-5-3京栄ビル1F
電話03-3562-1305
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ザ・ギンザ スペース
東京都中央区銀座5-9-15 銀座清月堂ビルB2F
電話03-5537-7825
https://www.company.theginza.co.jp/space/
※こちらの会場では5月30日(日)まで
11:00-18:00(17日休廊)