東京女子大篠崎ゼミの方言チャートがスグレモノ

 数年前から話題になっている東京女子大学の篠崎晃一ゼミとジャパンナレッジが開発した「出身地鑑定!! 方言チャート」がおもしろい。

方言に関する質問に答えるだけで、あなたの出身地を当ててしまうのが「出身地鑑定!! 方言チャート」。東京女子大学篠崎ゼミの女子大生とジャパンナレッジのコラボレーションであなたを鑑定します。

というもの。実際に10ほどの質問に「はい、いいえ」で答えるだけで出身地をあててしまうのだ。私もやってみた。最初の質問は、


翌日、家に不在の時、「明日、家におらん」ということがありますか?

というもの。結果は私の出身地は「愛知県」と出た。実際は私は長野県南部の飯田市近郊の村で生まれ育った。これって違っているじゃんと思ったが、飯田市周辺は名古屋市の文化圏になる。言葉や食べ物など文化は名古屋の影響を色濃く受けている。そういう意味ではそんなに大きく外れているわけではない。
 娘は東京生まれの東京育ち、彼女もやってみたという。結果は「長野県」となって、ちょっと不満そうだった。しかし、これも娘の両親が長野県出身ということから、大きくは外れていないと言えるのではないか。
 この方言チャートには2種類ある。
・方言チャート47都道府県版
・方言チャート100PLUS II
 100PLUS IIは細分化エリアが増えたマイナーチェンジ版という。こちらはあまり当てはまらなかった。銀座のKギャラリーのMさんがやってみたら、47都道府県版は当たったが、マイナーチェンジ版は違っていたという。方言チャートのアドレスは下記のとおり。


https://ssl.japanknowledge.jp/hougen/