元日の吾嬬神社


 東京墨田区立花一丁目にある吾嬬神社へ初詣に行った。元旦の朝8時頃行ったのだが他に参拝客は一人もいなかった。小さな神社で周囲はアパートが建ち並び神社には専任の宮司もいないし常駐もしていない。
 しかし私見ではここは関東でも最も古い神社に違いない。日本武尊ヤマトタケルノミコト)の妃、弟橘媛オトタチバナヒメ)を祭っているので吾嬬神社というが、元々日本武尊とは何の関係もなかっただろう。もっと古い神社なのだ。そのことは以前ここに書いたことがある。
吾嬬神社(2006年12月24日)

 寄付をした氏子たちの寄付金額一覧が掲示されていたが、やはり小さな神社だけあって、最高額で1万円、多くは3千円だった。関東最古の神社だという認識すらもう氏子にもないのだろう。
 神社の参道入口から東京スカイツリーが間近に見える。元旦現在高さが539mだ。神社から直線距離で1kmくらいだろう。

 神社からの帰途、白菊やラッパ水仙が咲いているのが見られた。

 例年参拝している亀戸天神江東区香取神宮墨田区香取神宮には今年は行かなかった。