初詣

 今年の元旦は2つの神社に初詣に行った。墨田区の吾嬬神社と江東区の亀戸石井神社だ。おそらくどちらも関東で最も古い神社に属するだろう。しかし往時の栄光はとうに廃れ、どちらにも専任の宮司はいないし、初詣の参拝客もほとんど見かけない。近くの江東区香取神社亀戸天神は参拝客が列を作り、亀戸天神では警官が入場制限を行っているというのに。歴史を重視するなら、吾嬬神社も亀戸石井神社横綱級の神社なのに、残念ながら見かけでは特に石井神社は田舎の氏神様クラスにしか過ぎない。東京日本橋コレド室町の裏手にある福徳神社は現在のように建替えて立派になる前は古い小さなビルの2階屋上の片隅に鎮座する小祠に過ぎなかった。多分関係者以外誰も参拝などしなかっただろう。人は神社の立派な建物に参拝するのだと揶揄したいのは分かってもらえるだろうか。

 さて、吾嬬神社である。元旦の写真を紹介する。


・吾嬬神社について

https://mmpolo.hatenadiary.com/entry/20130102/1357052489

 

 次いで亀戸石井神社だ。戦前は立派な神社だったようだが、空襲に焼かれて戦後再建した。しかし戦前とは場所も異なり規模も極めて小さくなっていると言う。元来「石神」とか「石神井」と言っていたのを「咳の神」とか「おしゃもじ様」と訛って伝えられているのも嘆かわしい。

 やはり元旦の写真を紹介する。


・亀戸石井神社について

https://mmpolo.hatenadiary.com/entry/2022/12/15/194808