東京矢来町のeitoeikoで本間純展「Now and Things」が開かれている(7月22日まで)。本間は1967年東京生まれ、1990年多摩美術大学卒業、2019年文化庁新進芸術家海外研修制度特別研修員としてベルリンに派遣される。
DM葉書の文章を引く。
インターネットやAIによってあるはずのない事件や歴史があたかも現実のようにふるまう現代、風景に擬態し視覚を惑わすユーモラスな作品を制作してきた本間純が、時間の波間にたゆたう消滅と生成のあいだで絶対的な「いま」の在り処を示す、彫刻であり、写真であり、インスタレーションでもあるマルチメディアの新作を発表いたします。
大理石の表面にプリントされた風景が削られ、大理石のかけらになり、また写真がプリントされた大理石になる。
あるいは椅子が破壊され、小さな木片に変わり、それが埴輪などに変化する。
壁には板にプリントされた写真が削り取られている作品が展示されている。
・
本間純展「Now and Things」
2023年7月1日(土)-7月22日(土)
12:00―19:00(日曜・月曜休廊)
・
eitoeiko
東京都新宿区矢来町32-2
電話03-6873-3830