東京田園調布のみぞえ画廊で野見山暁治展が開かれている(7月3日まで)。みぞえ画廊では2年前にも野見山暁治展が開かれていた。その時はあるコレクターが所蔵する旧作だったが、今回は新作が発表されている。玄関を入った正面に2022年制作の100号が展示されている。これを101歳で書いているのか!
他に旧作から最新作まで並んでいるが、やはり美術館での展示と異なるのは小品が多いことだ。また田園調布のお屋敷街にあるみぞえ画廊のたたずまいも見事だ。ここは誰かの別荘だったものを買い取って画廊にしたと聞いた。広い敷地にゆったりと豪華な屋敷が建てられている。画廊でなかったら私なんかかが足を踏み込むこともできなかっただろう。
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野見山暁治展「描いて、描いて、未だ描いて」
2022年6月18日(土)―7月3日(日)
10:00-18:00(会期中無休)
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みぞえ画廊 東京店
東京都大田区田園調布3-19-16
電話03-3722-6570
※田園調布駅西ロータリーより徒歩7分