東京銀座のうしお画廊で井上敬一展が開かれている(4月18日まで)。井上は1947年、福岡県田川市生まれ。1980年に福岡教育大学美術研究科を修了している。井上は銀座のみゆき画廊で個展をしていたが、みゆき画廊が閉じてからはうしお画廊で個展を開いている。
井上の作品はフォートリエを引用していたり、デュビュッフェの影響が感じられたりする。影響と書いたが、むしろ出発点としたと言い換えた方が良いかもしれない。井上はそれらを自家薬籠中のものとしているので、にわかには気づきにくいが。
今年はコロナのために銀座の画廊も休みに入ったところが多い。出かけて来づらい人も多いと思うので、作品の写真をたくさん紹介したい。
フォートリエからの引用が感じられる
「告知」
「暗示」
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井上敬一展
2020年4月13日(月)~4月18日(土)
11:30-19:30(最終日17:00まで)
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うしお画廊
東京都中央区銀座7-11-6 イソノビル3F
電話03-3571-1771
http://www.ushiogaro.com