ぎゃらりぃ朋の菅谷文雄展


 東京銀座1丁目のぎゃらりぃ朋で菅谷文雄展が開かれている(11月12日まで)。菅谷は1951年生まれ、八木沼笙子に師事している。1975年よりギャルリーヴィヴァンや木の葉画廊など多くのギャラリーで個展を行ってきた。今回は鳥の巣や枯れ枝、花梨の実、アジサイなど静物をテーマにしている。いずれもシナノキ不透明水彩で描いている。細密で見事な技術だ。それが単なる優れた技術にとどまらず、みごとな作品になっている。とくに鳥の巣がすばらしい。紙でなくシナノキに描いているのは、何度も絵の具を塗り重ねているので、紙では破れてしまったりするからだという。ギャラリーへ足を運んで実際に見てほしい。



菅谷文雄展
2011年11月7日(月)−11月12日(土)
12:00−19:00
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ぎゃらりぃ朋
東京都中央区銀座1-5-1 第三太陽ビル2階
電話03-3567-7577
http://www.geocities.jp/gallerytomo1998/