さいたま市大和田町のアートギャラリーこはくで菅谷文雄展が開かれている(6月25日まで)。菅谷は1951年生まれ、八木沼笙子に師事している。1975年よりギャルリーヴィヴァンや木の葉画廊など多くのギャラリーで個展を行ってきた。今回は主に枯れ枝など静物をテーマにしている。とくに実をつけたまま枯れたヘクソカズラがすばらしい。いずれもシナノキに不透明水彩で描いている。細密で見事な技術だ。それが単なる優れた技術にとどまらず、みごとな作品になっている。22点の作品が並んでいるが、4年間で描いたものだという。
額にガラスがはめられているので、映り込みがあって見づらくなってしまった。
アートギャラリーこはくは東武アーバンパークラインの大和田駅から徒歩4分くらい。大和田駅は東武スカイツリーライン春日部駅で乗り換えて乗車時間16分ほどだという。
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菅谷文雄展
2018年6月19日(火)―6月25日(月)
11:30−17:00(最終日16:00まで)会期中無休
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アートギャラリーこはく
さいたま市見沼区大和田町2-1181-11
電話070-5567-8759
http://gallery-kohaku.net/