入場専用の改札口、そして種々の提案

 東武亀戸線亀戸駅の改札の一つが「入場専用」となっている。その表記は変更した方が良いように思う。この駅は始発駅だから、朝夕などラッシュ時に下車した乗客が改札に殺到し、駅に入場しようとする人が改札から入れなくなる。その対策として、一方通行の入場専用の改札を作ったのだ。
 これは理にかなったことだ。ここでいささか疑義を呈するのは「入場専用」という表記なのだ。老人がこの前まで来て、隣の改札へ回ったのを見たことがある。老人は「入場券」の連想から、駅構内のみに立ち入る専用の改札だと誤解したのではなかったか。
 そこで、私の偉そうな提案はこうだ。「入口専用」とする。これで誤解する老人は激減するだろう。
 おせっかいな私は以前にもトイレの表記の変更を提案したことがある。

TOTOINAX

水洗便所の表記を「大」「小」から「多」「少」へ変更することを提案します。
「大小」が便種を表すのに対して「多少」は水量を表しますから。
提 案(2006年10月11日)

 私が57歳の時、ある美術館の窓口で「65歳以上は半額です」と言われて焦ったことがあった。後日そのことを60代後半の女性画家に話すと、あら私言われなかった、損しちゃったと残念がった。次回その窓口で損しちゃったという話をすると、係の女性スタッフが私たちも声をかけるとき、特に相手が女性だと躊躇するんですと言う。それで、自己申告用にプレートを置くといいとアドバイスした。その次にその美術館を訪ねたら「65歳以上は半額です」と書かれたプレートが置かれていた。
 これで損をする女性も焦る男性も激減しただろう。