東京現代美術画廊会議が主催する「新世代への視点2008」が始まった。2006年に続いて2年ぶり、1993年から始まって9回目だという。各画廊の推薦する40歳以下の作家が取り上げられている。
ギャラリーなつか「斉藤里香展」http://homepage2.nifty.com/gallery-natsuka/
抽象的で大きな木版画がとてもきれいだ。
コバヤシ画廊「ロー・セファン展」http://www.gallerykobayashi.jp/
ニューヨークの地下鉄のプラットフォームなどを写した大きなカラー写真。単なる都会の風景ではなく、なぜか興味深い。
ギャラリイK「菅野泰史展」http://homepage3.nifty.com/galleryk/
石の彫刻展。直径5センチほど、長さ3メートルほどの黒御影石の棒を天上から吊っている。壁面には1メートル四方くらいの白御影石。これは表面が粗く彫ってあり、ポロックを思わせる。
ギャラリー現「飯田真人展」http://www.jpartmuseum.com/g_gen/
この作家はいつも機械を思わせるオブジェを作るが、機能的には何もない。その面白さ。
ギャラリー山口「水村綾子展」http://www.galleryyamaguchi.net/
以前はもっと激しかった気がするが。
ギャルリー東京ユマニテ「時松はるな展」http://www.kgs-tokyo.jp/humanite.html
マンガのようなポップな作風。
藍画廊「鈴木敦子展」http://homepage.mac.com/mfukuda2/aigarou.html
ミニマルな風もあり、時にハッとする美しさが。
ギャラリー21+葉「諏訪未知展」http://www.gallery21yo.com/info-Frame.html
面白そうな形が見える。どっちへ行くのだろう。
なびす画廊「利部志穂展」http://www.nabis-g.com/index.html
ありふれた家具などを素材にし、再構成したインスタレーション。
ギャラリーQ「山内幾郎展」http://www.galleryq.info/
この作家の立体がよく分からない。
この他ギャラリーなつかの隣りのなつかb.Pでは小品展が開かれており、私の好きな葛生裕子、亀山尚子、吉田哲也の作品などが展示されている。