東京矢来町のeitoeikoでながさわたかひろ展「顔顔顔~東京編~」が開かれている(3月24日まで)。ながさわは1972年山形県生まれ、2000年に武蔵野美術大学大学院造形研究科美術専攻版画コースを修了している。2010年にart data bankで初個展、その後養清堂画廊、ギャルリー東京ユマニテなどで個展を開き、2010年からは神楽坂のeitoeikoで個展を繰り返している。
ギャラリーのホームページより、
ながさわは東北楽天イーグルスの全試合を描いた『プロ野球画報』で 2010 年の第 13 回岡本太郎現代芸術賞特別賞を受賞したことが実質的に鮮烈なデビューとなり、 同作品は東京ヤクルトスワローズ優勝までの道のりを記録した連作へと発展しました。また連作版画『に・褒められたくて』では、人物画を様々な手法に展開し新たな芸術へと昇華しています。 本展では、この数年をかけて少しずつ描きためてきた作家の愛する文化人、芸能人を鉛筆、水彩、アクリルなどの肉筆で描いた肖像画を中心に発表します。 そしてこのたび、作品集『愛の肖像画 ながさわたかひろの冒険 2019-2023』を刊行しました。1001 枚の「ウィズコロナの肖像」全作品と40 作品あまりの肖像画、その奮闘の制作記録とともに収録しています。 会期中会場にて販売いたしますので、この機会にぜひお求めください。
ながさわは似顔絵を描いたあと、それを本人のところへ持って行ってサインをもらって来る。サインと一言が入って作品が完成する。
武田砂鉄
水道橋博士(左)と神田伯山
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ながさわたかひろ展「顔顔顔~東京編~」
2024年3月9日(土)―3月24日(日)
12:00-19:00(月曜休廊)
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eitoeiko
東京都新宿区矢来町32-2
電話03-6873-3830