「新世代への視点2012」が始まる


 東京現代美術画廊会議が主催する「新世代への視点2012」が今日から始まる(8月4日まで)。東京現代美術会議は、12のギャラリーで構成されている。京橋ではギャラリーなつか、ギャラリイK、ギャルリー東京ユマニテ、ギャラリー川船の4軒、銀座ではコバヤシ画廊、ギャラリー現、藍画廊、なびす画廊、ギャラリーQ、ギャラリー58、ガルリSOLの7軒、それに銀座から自由が丘に移ったgallery 21-yo-jの合わせて12軒だ。
「新世代への視点2012」のちらしから、

本展は東京銀座・京橋を中心とした12画廊の共同開催によるもので、各画廊が推薦する40歳以下の新鋭作家の個展を同時期に開催する展覧会です。本企画は、1990年当時日本でなかなか理解されなかった若い現代美術の作家たちへの支援と育成のために始めました。20年が過ぎて現代美術に対する認識は育って参りましたが、作家が制作を続けて行くための環境は未だに成熟した状況とは言えません。作品が流通するマーケットが必要ですが、彼らの作品を人々に紹介する美術批評家と、コレクターの存在なくして、アート・マーケットは広がって行きません。私共画廊はそれぞれアートフェアに参加したり、いろいろな面で作家の紹介とマーケットの開拓に努めておりますが、多くの方々のご協力無しには出来ることではありません。どうぞ私共の地道な努力をご覧いただき、皆様の生活に美術を取り入れて下さいますようお願い致します。

 12の画廊とそれぞれ取り上げている作家は、
・ギャラリーなつか:杉浦晶
・コバヤシ画廊:小栗沙弥子
・ギャラリイK:劉賢
・ギャラリー現:内山聡
・ギャルリー東京ユマニテ友成哲郎
・藍画廊:本橋大介
・なびす画廊:杉浦大和
・ギャラリーQ:永井優
・ギャラリー58:伊藤航
・ガルリSOL:長尾恵那
・gallery 21yo-i:高井史子
・ギャラリー川船:大森愛
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新世代への視点2012
2012年7月23日(月)−8月4日(土)
11:30−19:00(最終日17:00)日曜休廊
(gallery 21yo-jのみ別スケジュール)
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詳細はまた後日。