オオキバナカタバミの群落

 カタバミの仲間は、最近いろいろな種類が目立つようになった。ムラサキカタバミ、イモカタバミ、ハナカタバミ、オッタチカタバミ、それにこのオオキバナカタバミなどだ。いずれも海外からの帰化種。さて、オオキバナカタバミの群落の特徴が分かった。樹木の根方にできているのだ。なぜか。





 おそらくオオキバナカタバミは人などの踏みつけに極端に弱いのだろう。だから踏みつけられない樹木の根方に群生しているのだ。その正反対の性質を持っているのがオオバコなのだ。オオバコは唯一踏みつけに強いという性質で道路に多く生育している。道路ならオオバコでも生態的競合に勝ち残れるというわけだ。
 オオバコの写真
http://www.kishosha.jp/daily/index.cgi/JUN2006/20060618.html