御衣黄が咲いている

 ソメイヨシノはほぼ散っているが、渋い桜の代表「御衣黄(ギョイコウ)」が咲いている。






 Wikipediaによると、

ギョイコウ(御衣黄)は、サクラの栽培品種である。花期はソメイヨシノより遅く、京都市や石川県白山市では4月の下旬頃。花の大きさは、京都市結城市で直径2から2.5センチメートル、北海道松前町で4から4.5センチメートルなど、場所によって異なる。花弁数は10から15程度の八重咲きで、花弁は肉厚で外側に反り返る。色は白色から淡緑色である。中心部に紅色の条線があり、開花時には目立たないが、次第に中心部から赤みが増してきて(紅変)、散る頃にはかなり赤くなる。場所や時期によって、花の大きさや色合いなどに大きな差がある。
花の緑色は葉緑体によるもので、同じく葉緑体をもつウコン(鬱金)も若干緑色がかかるのだが、その量が少ないためにもっと薄い淡黄色である。(中略)
江戸時代に、京都の仁和寺で栽培されたのがはじまりと言われている。「御衣黄」という名前は江戸時代中期から見られ、その由来は貴族の衣服の萌黄色に近いため。(後略)

 今回開花初期に撮影できたので、花の中心がまだ赤くなっていなかった。

 またカスミザクラ(霞桜)も今が満開になっていた。こちらは御衣黄と違って野生種の桜だ。

 八重桜も咲き始めた。