映画監督恩地日出夫の自伝『「砧」撮影所とぼくの青春』(文藝春秋)を読む。1933年1月東京生まれの恩地は昭和19年8月、小学校6年のとき長野県飯田市へ学童疎開する。「とにかく腹がへった。軒先の干柿を盗んだ。栗林に盗みに入り、見つかって、追いかけ…
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