2007-08-12から1日間の記事一覧

未完の大作「カラマーゾフの兄弟」と「存在と時間」

ドストエフスキー「カラマーゾフの兄弟」を読んだ。いま話題の亀山郁夫訳の光文社古典新訳文庫版だ。全5巻、4部構成の1部を文庫1冊にあて、エピソードを1冊にあてて5巻としている。しかしエピソードはたった60ページほどなので、そこに「ドストエフス…