10歳でキャバレーで働いていた女性!

 若い頃、渋谷のキャバレー「エンパイア」で働いていたことがあったと以前ここに書いたら、当時働いていた人や客だったという人がコメントを書いてくれた。
 その中に驚くべき体験を書いてくれた女性がいた。そのカオリンさんのコメントを紹介する。

カオリン  
母親が働いていました(^◇^;)
良く連れて行かれたのですごく覚えています、懐かしい。
mmpolo
カオリンさん、当時おいくつだったのですか?
カオリン
私はまだ10歳でした…(^◇^;)
髪の毛が長く大人っぽかったので18と言えと言われてました(^◇^;)
そんなとこ連れて行く親も今じゃ考えられませんね(^◇^;)
久々に渋谷に来て思い出して検索して立ち寄りました、すみません…
mmpolo
カオリンさん、びっくりするような体験ですね。10歳の娘を連れて行ったんだ。
まさか、客席まで行ったわけではないんでしょ。
カオリン
あはは
客席に行きましたよ、頬のこけた背の高いおじさんボーイさんが怖かったのを記憶してます。
そこで働く厚化粧の母親、煌びやかな衣装に照明、バンドの前で踊る大人…
とっても嫌でした。

 当時、おそらく50年近く前だろう。10歳の女の子に接客させていたところがあったんだ! まあ、店側は気づいていなかっただろうが、びっくりする。
 あの頃は本当にいい加減で、18歳未満の女の子でも普通に風俗で働いていたようだし。
 そういえば「五木の子守歌」でも「15でねえやは嫁に行き」と歌っている。数えで15だから満14歳だ。昔祖母が言っていたことを思い出した。誰々さんのところではお嫁さんが小さくて、嫁ってきた当初は毎日毬付きをして遊んでいたんだと。そんな価値観からしたらカオリンさんのお母さんだって特別じゃなかったのかもしれない。
 今では考えられないことだけれど、私の生まれ育った村では、農作業の合間に大人の女の人たちはみな立小便をしていた。詳しいことは憶えていないけれど、畑の隅に行って尻をまくり上げ中腰になって足を開いて器用にしていた。後年、岩波新書かなにかで、京都かどこかの昔の女の人は壁に向かってというか壁に尻を向けて立小便をしていたという記述を読んだことがあった。
 もっとすごいことを読んだことがある。シベリアの少数民族の話で、その地方は冬は水がないので住居(掘立小屋のような小さな家)のまんなかに池みたいなのを掘り、それへ家族中でおしっこをして、それを日常の水代わりにして使っているというものだった。あれはなんていう本だったのか。