ギャラリーSAOH & TOMOSの西村祐美展を見る

 東京神宮前のギャラリーSAOH & TOMOSで西村祐美展「SEQUENCE」が開かれている(4月25日まで)。西村祐美は1984年福岡生まれ、2007年に多摩美術大学美術学部情報デザイン学科を卒業した。本ギャラリーのほか、iwaoギャラリーなどで個展を開いている。


 西村は麻幹という不均質な素材を単位として利用し、ミニマルな作品を作っている。ミニマルでありながら、麻幹という素材もあり、美しい作品になっている。


 またキャンバスにハトメを打ち、その構造を作品としているが、その無機質な表情も美しい。


 染めた糸を粉砕して顔料とした「糸絵の具」を用い、平織りを記号化したストライプを反復的に描いている。


 織機を用いないで「織り」の文脈を異なる形で成立させることを試みた作品、と作家が言っている。

 

 いずれもミニマル・アートでありながら、表情があり魅力的な作品になっている。

     ・

西村祐美展「SEQUENCE」

2026年4月13日(月)-4月25日(土)

11:00-18:00(日曜休み)

     ・

ギャラリーSAOH & TOMOS

東京都渋谷区神宮前3-5-10

電話03-6384-5107

http://www.saohtomos.com