東京国立近代美術館で「アンチ・アクション 彼女たち、それぞれの応答と挑戦」が開かれている(2月8日まで)。
美術館のホームページより、
新しい時代を象徴していた女性の美術家は、なぜ歴史から姿を消してしまったのか。
1950年代から60年代の日本の女性美術家による創作を「アンチ・アクション」というキーワードから見直します。当時、日本では短期間ながら女性美術家が前衛美術の領域で大きな注目を集めました。これを後押ししたのは、海外から流入した抽象芸術運動「アンフォルメル」と、それに応じる批評言説でした。しかし、次いで「アクション・ペインティング」という様式概念が導入されると、女性美術家たちは如実に批評対象から外されてゆきます。豪快さや力強さといった男性性と親密な「アクション」の概念に男性批評家たちが反応し、伝統的なジェンダー秩序の揺り戻しが生じたのです。本展では『アンチ・アクション』(中嶋泉[本展学術協力者]著、2019年)のジェンダー研究の観点を足がかりに、草間彌生、田中敦子、福島秀子ら14名の作品およそ120点を紹介します。「アクション」の時代に別のかたちで応答した「彼女たち」の独自の挑戦の軌跡にご注目ください。
ユニークな企画だと思う。集客が見込めるからと、印象派やモネ、フェルメールばかりの展覧会を企画するのではなく、このような他では見られない企画を立ててほしい。(いや、公立美術館の行政からの評価は入場者数で計られることは知っているが:昔石原慎太郎都知事は入場者数が伸びなかったら、東京都現代美術館を閉鎖すると脅した。東京都現代美術館では翌年ジブリ展を企画してその難題を一挙にクリアーしたが)。












こうして見ると、当時流行した抽象表現主義がさほど優れたものだったとは言い難いことがよく分かる。「アンチ・アクション」が女性作家たちによって受け継がれていたとする本展の視点はとても優れたものだと思う。
最後の芥川紗織はほとんどピカソだけれど。
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「アンチ・アクション 彼女たち、それぞれの応答と挑戦」
2025年12月16日(火)-2026年2月8日(日)
10:00-17:00(金・土曜は20:00まで)月曜及び年末年始休館
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ハローダイヤル:050-5541-8600