コバヤシ画廊の村山隆治展を見る

 東京銀座のコバヤシ画廊で村山隆治展「touch」が開かれている(10月25日まで)。村山隆治は1954年茨城県生まれ、1980年に東京芸術大学大学院美術研究科を修了している。その後、ギャラリー山口やギャラリー手、ギャラリー21+葉などで個展を繰り返した後、2007年からは毎年コバヤシ画廊で個展を開いている。

 村山は特殊な方法で作品を作っている。ガラス絵の技法だが村山はガラスではなくアクリル板を使う。ガラス絵同様に裏面に描く。キャンバスに描くのとは違って、最初に置いた絵具が一番の表面になる。キャンバスに描いた場合は、最後に置いた絵具が表面になるのと正反対なのだ。さらに村山は筆ではなく手で描いている。


 大きな作品は天地162cm、左右273cmだが、例年より小さいという。今年はDM葉書にも使われた赤色の絵の具を使った作品があって驚いた。今までこのような色は使っていなかったのではないか。

 何度も書いたことだが、手を使って描いているのでどこか艶めかしさを感じさせる。やはりユニークな作家だ。

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村山隆治展「touch」

2025年10月20日(月)-10月25日(土)

11:30-19:00(最終日17:00まで)

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コバヤシ画廊

東京都中央区銀座3-8-12 ヤマトビルB1F

電話03-3561-0515

http://www.gallerykobayashi.jp/