東京京橋の南天子画廊で宇佐美圭司展が開かれている(8月2日まで)。宇佐美圭司(1940-2012)は大阪出身、独学で絵を学ぶ。1962-72年米国および欧州に滞在、Bゼミ、多摩美術大学、武蔵野美術大学、京都市立芸術大学ほかで教鞭をとる。
1965年に見つけた『ライフ』誌上のワッツ暴動の写真から抜き出した4人の人型を、翌年の自作に用いる(Wikipediaより)。この黒人暴動で黒人が石を投げる人物のシルエットを繰り返し描いている。







私は宇佐美圭司の作品は何度か見ているがよく分からない。しかし目黒区美術館で行われた宇佐美の講演会は深く印象に残ったものだった。その講演の内容がのちに岩波新書の『20世紀美術』として出版された。この本からは数多くのことを学んだ。また2021年には東京大学駒場博物館で宇佐美圭司展が開かれ、シンポジウムが行われた。岡崎乾二郎が司会をしたのだった。
今回は南天子画廊での個展だが、同じビルの1階上のギャラリーASK?でも作品が展示されている。
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宇佐美圭司展「re: works 1959-1964」
2025年7月4日(金)-8月2日(土)
11:00-18:00(日曜休廊)
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南天子画廊
東京都中央区京橋3-6-5
電話03-3563-3511
