東京銀座のセイソン&ベネティエールで「シュポール/シュルファス」が開かれている(8月29日まで)。フランスの大手ギャラリー「セイソン&ベネティエール」がアジア初進出で銀座に開廊した。オープニング展は「シュポール/シュルファス」で、これは1960年代後半から1970年代初頭にかけて南フランスを中心に起こった芸術運動だ。「シュポール/シュルファス」は「支持体/表面」を意味している。
この運動について、暮沢剛巳は次のように解説する。
全体として、①絵画を物質的なものとしてとらえること、②作品制作を「創造」というよりは「労働」としてとらえること、③全体に明るくまた穏やかな色彩及びそれに由来する親しみやすい画風、などの特徴が認められる。それぞれ①には制作素材に手を加えずそのままで扱おうとする、同時期の他の美術運動とも共通する物質性への関心、②には五月革命を経由したマルクス主義の影響、③はフランスの伝統的な古典美術の系譜を指摘することができる。(『現代美術のキーワード100』より)
さらに日本の「もの派」やアメリカの「ミニマル・アート」、イタリアの「アルテ・ポーヴェラ」とも共通すると言う。














今まであまり紹介されてこなかったので、その意味では意味があるだろう。ただ、やはりそんなに面白いものではない。フランスの大手ギャラリーが今後どのような展示をするのか、それが楽しみだ。
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「シュポール/シュルファス」
2025年5月17日(土)-8月29日(金)
11:00-19:00(日曜・月曜休み)
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セイソン&ベネティエール
東京都中央区銀座5-12-6 Cure Ginza 8F
電話03-6260-6228
https://www.ceyssonbenetiere.com/ja
