東京江東区三好のギャラリーKLYUCHで滝本優美個展が開かれている(6月1日まで)。滝本優美は1992年東京生まれ、2018年に武蔵野美術大学大学院造形研究科修士課程油絵コースを修了している。JINENギャラリーやコバヤシ画廊、ギャラリーQで個展を開いている。その他シェル美術賞やトーキューワンダーウォールなどに入選している。







滝本は筆を使わないでパレットナイフだけで描いているという。抽象作品だが、自分の住んでいる大崎あたりの風景をもとに描いているのだという。
7年ほど前の個展で書いていた滝本自身の言葉が今も有効だろう。
ナイフで絵の具をすくってキャンバスにのせていく。
何度も重ねて固くなった絵の具と色面で区切られたかたちは何様にも見え、決められたキャンバスのまっすぐなキワを絵の具が超えたとき、まるで絵の具で自立した建築物のようにわたしに迫ってきた。
今回初めて行ったギャラリーKLYUCHは2年前にオープンしたという。ボタニカルカフェle bois店内の中2階スペース。地下鉄清澄白川駅B2出口から徒歩6分、東京都現代美術館より徒歩4分。三好3丁目児童遊園の裏手に当たる。
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滝本優美個展
2025年5月24日(土)-6月1日(日)
11:30-23:00(最終日21:00まで)月曜定休
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ギャラリーKLYUCH
東京都江東区三好3-1-14
https://gallery-klyuch.my.canva.site/