ギャラリー58の山下耕平展を見る

 東京銀座のギャラリー58で山下耕平展が開かれている(3月29日まで)。山下耕平は1984兵庫県生まれ、2007年に佐賀大学文化教育学部デザイン専攻を卒業している。東京では、2011年からほぼ毎年このギャラリー58で個展を続けていて今回で14回目になる。

 作家のコメント、

無地の背中をさすられて、かろうじて立つ。

どうしようもなさが胸の奥に滲む。

絵画による自己表現を模索する。

 

「斜路裏路輪」

「いってきます」

「仰向けの空、うつ伏せの山」

「どうしよう」

「夢中をみつけたい」

「潜伏」

睡眠学習


 山下はいつも自画像を描いているみたいだ。作品タイトルの「斜路裏路輪」は造語だという。「潜伏」と題された作品は物理的に何層にもなっている。「どうしよう」は風景画を描いてみたいと思っていたというが、やはり自画像が描き込まれている。

 どこまで自覚的か天然なのか分からないが、優れて奇妙な作家であることは間違いないだろう。

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山下耕平展

2025年3月24日(月)-3月29日(土)

12:00-19:00(最終日17:00まで)

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ギャラリー58

東京都中央区銀座4-4-12 琉映ビル4F

電話03-3561-9177

http://www.gallery-58.com