東京京橋のクロスビューアーツで「植物区」展が開かれている(7月2日まで)。参加作家は濱田富貴と吉田収。濱田は1972年福岡県生まれ、2000年に武蔵野美術大学大学院美術専攻版画コースを修了している。ギャラリーなつかではもう8回も個展をしている。
吉田は1960年鳥取県生まれ、1985年に武蔵野美術大学を卒業し、現在は小田原短期大学教授。ルナミ画廊やトキ・アートスペースで個展を重ね、昨年はギャラリーなつかでも個展を開いている。
タイトルの「植物区」のとおり、版画の濱田も木彫の吉田も植物をテーマに作品を作っている。版画と立体だが、植物を共通テーマにして違和感のない展示になっている。
どちらも小品だが、密度の濃い空間を作っている。
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「植物区」
2022年6月13日(月)―7月2日(土)
11:00-18:30(土曜日17:00まで)日曜休廊
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クロスビューアーツ
東京都中央区京橋3-4-2 フォーチュンビル1F
電話03-6265-1889
※クロスビューアーツはギャラリーなつかの併設画廊