東京千駄木の千駄木ガレージで井上活魂 吊り書展が開かれている(5月29日まで)。井上は2年前もサイト青山で「吊り書展」をやっていた。今回もギャラリーの壁一面に「書」が掲げられている。それを読んでみる。
歯がボロボロ 古いおいか
わ歯科に行く
ししゅうびょうの
歯をぬくという
ぬかないとことわる
あと、よく読めない。読ませるというメッセージを放棄しているようだ。
日常の感じたことを書き殴っているインスタレーションなのだろう。あるときは画廊中にゴミをぶちまけていた。いつもながら井上の強烈な展示の意思に圧倒される。
・
井上活魂 吊り書展「間人として」
2022年5月24日(火)―5月29日(日)
10:00-18:00(初日13:00より、最終日17:00まで)
・
千駄木ガレージ
東京都文京区千駄木3-41-10
電話090-4613-6384