東京銀座の銀座K’sギャラリーと東京高円寺のポルトリブレ デ・ノーヴォで郡司宏遺作展が開かれている(3月26日まで=K’s、3月28日まで=ポルト)。郡司は1952年東京都生まれ、初め版画を制作していたが、その後タブローを発表していた。個展は1985年のシロタ画廊をはじめ、空想ガレリア、中和ギャラリー、ギャラリートモス、ギャラリー砂翁、ギャラリーポルトリブレなど十数回行っている。「人人会」の事務局長を担当していたが、2020年11月に亡くなってしまった。
今回、郡司にゆかりのあった2カ所の画廊で遺作展が開かれている。銀座K’sギャラリーでは30号などの比較的大きな作品と小品を、ポルトリブレでは小品を展示している。
【以下:銀座K’sギャラリー】
【以下:ポルトリブレ】
さらに埼玉県滑川町の古民家ギャラリーかぐやでは郡司宏追悼展が、東京都美術館の「人人展」、東京日本橋の不忍画廊の「小さな人人展」にも追悼展示として郡司の作品が特別展示される。つまり同時期に5カ所で展示されることになり、郡司の人気のほどが偲ばれる。
在りし日の郡司宏
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郡司宏遺作展
【銀座K’sギャラリー】
2022年3月21日(月)―3月26日(土)
12:00-19:00(金曜日―20:00まで、土曜日11:30-17:00)
東京都中央区銀座1-13-4 大和銀座一ビル6F
電話03-5159-0809
【ポルトリブレ デ・ノーヴォ】
2022年3月18日(金)―3月28日(月)
13:00-20:00(最終日は18:00まで)
東京都杉並区高円南3-25-18
電話03-6884-4769
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