TOHOシネマズ錦糸町オリナスの「午前10時の映画館」で黒澤明監督の『七人の侍』を見る。『七人の侍』は先月BSプレミアムで放映されたばかりだが、劇場でみられるならそれに越したことはない。以前見たのはもう何十年も前になる。井上ひさしは何十回も見たらしいし、映画を年間数十本も見ているぼのぼのさんも、もう35回見たと書いていた。
1954年のヴェネツィア国際映画祭で監督が銀獅子賞を受賞しているし、タルコフスキーやジョージ・ルーカス、コッポラ、スピルバーグが影響を受けたと言っている。リメイク作品も『荒野の七人』や『黄金の七人』など数多い。
今回見たのは4Kのデジタルリマスター版で、3時間半近い長尺だ。途中8分間の休憩があった。
白黒でスタンダードタイプだが、最初から圧倒されて最後までおよそダレルところがない。見る者の緊張を緩めることなく最後まで3時間半を引っ張っていく。
『七人の侍』についてはWikipediaに詳しい解説がある。
https://ja.wikipedia.org/wiki/七人の侍
またYou Tubeにも黒澤明監督作品に関する動画がたくさん載っている。
まるで奇跡のようなシナリオと演出だった。