竹森神社の由来

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 東京都中央区小伝馬町に竹森神社という小さな神社がある。神社の由来が書かれたものを写す。

小伝馬町三丁目の守護神である
竹森神社は、江戸時代よりこの付近に竹やぶが多く、竹につながる町、竹職人の町ともいわれ、竹藪にちなんで竹森神社としたと言われている。
神体は伏見稲荷からもらいうけ、俗に「江戸七森」の一つに数えられて、江戸市中、数多い稲荷神社の中で由緒深いものとされている。
    江戸七森
「椙森」すぎのもり   堀留
「烏森」からすもり   新橋
「初音森」はつねのもり 馬喰町
「柳森」        柳原土手
「あずまの森」     向島
「笹森」ささのもり   谷中
「竹森」小伝馬町

 

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 竹森神社の御祭神は倉稲魂命(うかのみたまのみこと)
 「烏森神社」は新橋駅の北口にある。新橋駅には烏森口という出口がある。「あずまの森」とあるのは吾嬬神社だろう。弟橘姫を祀っていて、墨田区立花1丁目、明治通り福神橋際に古くからある。私見では関東で最も古い神社の一つで、縄文時代にまでさかのぼるのではないか。以前、このブログでも詳しく紹介したことがある。