東京京橋のギャルリー東京ユマニテbisで石井紀湖展「森の迷宮」が開かれている(12月7日まで)。石井は東京藝術大学彫刻科を卒業し、大学院を修了している。最近はうしお画廊で個展をしているが、その前はみゆき画廊で、さらにその前はギャラリー山口で個展をしていた。そのギャラリー山口が閉廊して、同じ場所にギャルリー東京ユマニテが営業しているので、石井にとっては古巣へ帰ってきた気分かもしれない。それにしても石井は二タ月前にうしお画廊で個展をしたばかりだ。旺盛な創作力というべきか。
今回はユマニテbisという小さな空間なので、大きな作品が1体だけだ。画廊の中央に鎮座しているが、空間に可不足なく収まっている印象だ。石井が書いている。「今、地球環境はひどくなって生きにくくなってきました。この数年、私は森を思っています」と。
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石井紀湖展「森の迷宮」
2019年11月25日(月)-12月7日(土)
10:30-18:30(最終日17:00まで)12/1(日)休廊
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ギャルリー東京ユマニテbis
東京都中央区京橋3-5-3 京栄ビルB1
電話03-3562-1305
https://g-tokyohumanite.com
警察博物館とLIXILの間の道を入ってすぐの右手