東京画廊+BTAPの菅木志雄展2ndを見る

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 東京銀座の東京画廊+BTAPで菅木志雄展2ndが開かれている(10月5日まで)。大きな作品は1994年制作のもの。ほかに1stでも展示していた小品が3点奥の小スペースに展示してあって、こちらは1983年制作のもの。
 東京画廊は3回に渡って菅の過去の作品を展示するという。今回がその第2回目。「本展では、それら過去のオリジナルの作品をアーティストが監修して再展示いたします」とある。
 鉄パイプと角材を組み合わせている。2つの部分からなっていて、角材の組み合わせ方が異なっている。外枠の矩形の鉄パイプに対して並行に角材を置いたものと、斜めに角材を置いたもので、それによって表情を変えている。

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 この作品を見ると、もの派がミニマル・アートに近く、またそれとも微妙にずれているとの印象を持つ。
 過去の作品を連続して展示してくれる東京画廊の企画にお礼を言いたい。
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菅木志雄展2nd
2019年9月21日(土)-10月5日(土)
11 :00 – 19 :00 (土―17:00)日・月・祝日休廊
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東京画廊+BTAP
東京都中央区銀座8-10-5 第4秀和ビル7階
電話03-3571-1808
http://www.tokyo-gallery.com/