ギャラリーTOWEDの「腕の向き、膝の位置」を見る

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 東京墨田区のギャラリーTOWEDで「腕の向き、膝の位置」が開かれている(8月25日まで)。ギャラリーのホームページから、

石やパテを扱い、特徴的なマチエールを積み重ねながら宗教的な イメージや古代の印象を放つ「人型」の塑像を作り出す、大野陽生。
塗り重ねられる色彩や繰り返し描かれる形態。それらを構成することで 繊細な支持体の上に新たな風景を構築する、ナガバサヨ。
絵画の基本的な所作をその都度違ったプロセスで行い、矩形の構造や 表面の単一性を繰り返し確かめつつも、一回限りで生じる要素の関係や 空間性を探求しようとしている、小山維子。
3名の作家が生み出す作品たちは、それぞれ異なった「物質感」を持って いるように感じられます。この展覧会では、それらが同じ空間内において 互いにどう作用し合うのか、多様なメディアを通してお楽しみ頂けます。

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 大野陽生は、1992年埼玉県出身、ギャラリーb.トウキョウの個展を見たことがあった。

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 小山維子は、1993年宮城県生まれ、2015年多摩美術大学美術学部絵画学科油画専攻卒業。

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 ナガバサヨは、1982 福島県生まれ、東北芸術工科大学芸術学部美術科を卒業。
 
 TOWEDは昨年この地に設立されてちょうど1年が経った。前回1周年記念展が開かれたばかりだ。3人ほどの若い作家たちが共同経営している。先の戦争の東京大空襲の被害を受けなかった墨田区京島2丁目の古い民家を改装してギャラリーにしている。京島は古い町並みが残っているので、路地を被写体にしている写真家などが撮影に来たりしているという。
 一番近い駅は東武亀戸線の小村井駅で徒歩8分。東武スカイツリーライン曳舟駅東口から徒歩13分。京成電鉄押上線京成曳舟駅から徒歩10分となっている。
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「腕の向き、膝の位置」
2019年8月9日(金)-8月25日(日)
13:00-20:00(金・ド・日・祝日 開廊)
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ギャラリーTOWED(トウド)
東京都墨田区京島2-24-8
https://gallery-towed.com/
※原公園横の信号のある交差点から数メートル

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