東京北青山のギャラリーハウスmayaで岡田まりゑ展「カケラ」が開かれている（7月15日まで）。岡田まりゑはキャリアのある版画家で上品で優しい作品を発表している。色彩が美しく、イメージが幻想的だ。岡田のブログからプロフィールを引く。
主に銅版画を中心に平面作品、時には立体作品も制作しています。
銅版画は１枚の版に全部の色のインクをつめて１回のプレスで刷る、一版多色刷りという技法での制作が主流です。
● 日本美術家連盟会員／ 日本版画協会会員
岡田は横浜生まれ、武蔵野美術大学を卒業している。1980年より2014年まで版画協会展に毎年35回も出品していた。日本のみならず世界各地の展覧会に参加している。
DM葉書に岡田の言葉が載っている。
日々の カケラ
景色の カケラ
ダレカの カケラを集めて。
玄関などに飾っておくのにふさわしい作品だ。一昨年亡くなった友人の家を線香をあげるべく訪ねたら、遺影の後ろに岡田の大きな作品が飾られていた。未亡人に入手の経路を問うと、結婚記念に知人から頂いたものだという。友人（小池君）が40年以上も毎日見ていたのが岡田の作品だった。感慨深い。
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岡田まりゑ展「カケラ」
2019年7月15日（月）－7月27日（土）
11：30－19：00（土曜日17：00まで、日曜休廊）
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ギャラリーハウスmaya
東京都港区北青山2-10-26
電話03-3402-9849
http://www.gallery-h-maya.com
