東京銀座のガレリア・グラフィカbisで滝田朝江展が開かれている(6月29日まで)。滝田の経歴はよく分からない。現代美術で活躍している画家のお母さんだからそれなりの経歴なのだろう。
毎年ここガレリア・グラフィカbisで個展をしている。今回、入り口を入って左側に展示されている大作が面白かった。大作と書いたが、よく見れば小品(4号)が6×8=48点で構成されている。すべて別々に描いてその中から選んでこのように構成し、その上で統一感を持たせるために個々の小品に描き足しているという。
48点の小品の多様さが素晴らしく、それを再構成して大作に仕上げた力量も優れていると思う。作品の前に立ってなかなか見飽きなかった。
そのほか大きな作品が数点並んでいた。
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滝田朝江展
2019年6月24日(月)-6月29日(土)
11:00-19:00(最終日17:00まで)
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ガレリア・グラフィカbis
東京都中央区銀座6-13-4 銀座S2ビル1階
電話03-5550-1335
http://www.gg-bis.com