ギャラリーHANA下北沢の新井コー児個展を見る

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 東京下北沢のギャラリーHANA下北沢で新井コー児個展が開かれている(6月9日まで)。新井は1973年群馬県高崎市生まれ。1996年多摩美術大学美術学部絵画科油画専攻を卒業している。2000年に高崎シティギャラリーで初個展、2004年から銀座のなびす画廊で2014年まで毎年個展を開いてきて連続11回に及んだ。2015年には群馬県近代美術館で個展も行われている。ここギャラリーHANAでは3年ぶりの個展になる。
 なびす画廊では大作が多かったが、ここでは小品が中心の個展になっている。新井は50年ほど昔の風俗が好きで描いている。自動車の種類や女子高生の制服などレトロっぽいものに強い関心を持っている。吉田拓郎のファンでもあって、しばしば拓郎関連のグッズを画面に散りばめてきた。拓郎と親しいアルフィー坂崎幸之助の実家の坂崎酒店の看板を画面に描き込んだこともあった。
 猫が描かれているが、これも常連だ。今回は立体の猫も展示されている。

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 下北沢は久しぶりに来たが、ギャラリーのある東口は再開発で昔が分からないくらい変わっていた。ここも近代的な高層ビルの街に変わるのだろうか。
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新井コー児個展
2019年6月1日(土)~6月9日(日)
11:30-19:00(最終日は17:00まで)火曜日休廊
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ギャラリーHANA下北沢
東京都世田谷区北沢3-26-2
電話03-6380-5687
http://www.g-hana.jp