東京秋葉原のアキバタマビ21で「Para-monument」が開かれている（5月18日まで）。アキバタマビ21は多摩美術大学が運営する若い作家たちのための作品発表の場。今回は新井夏菜、一井すみれ、望月美葵、大和春子、渡壁遥が参加している。私には新井と渡壁が面白かった。
渡壁遥は1993年東京生まれ、2017年ベルリン芸術大学短期派遣交換留学、2018年多摩美術大学大学院美術研究科博士前期課程（修士）絵画専攻油画修了、2018年シェル美術賞に入選している。
大きな作品が2点と小品が10点弱展示されている。大きな作品が良かった。誰かの作品を思い出すと思ったが、ジャコメッティの肖像画だった。それとキーファーとベーコンを少し連想した。シェル美術賞は見なかった。彼女の個展を見てみたい。
新井夏葉は1992年東京生まれ、2015年女子美術大学芸術学部美術学科立体アート専攻を卒業している。2016年にギャラリーKINGYOと2018年にいりや画廊で個展をしているというが、私はどちらも見逃した。人体を半ば抽象的に表現している。それにしても女子美立体アートからは優れた作家が何人も生まれているのが印象的だ。
死を抱いて眠る
四度目のトルソ
先週のワタシ
会場の一角に布団が敷いてあった。スタッフに訊くと望月美葵と渡壁遥が4月7日にこれでパフォーマンスを行ったとのこと。それを写した映像が会期末頃に会場で上映されるという。それはツイッターで告知されるというので「アキバタマビ21」をフォローすることにした。
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「Para-monument」
2019年4月7日（日）－5月18日（土）
12：00－19：00（金・土曜は20：00まで）歌謡休廊
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アキナタマビ21
東京都千代田区外神田6-11-14 3331Arts Chiyoda 201・202
電話03-5812-4558
http://www.akibatamabi21.com
東京メトロ銀座線末広町駅4番出口より徒歩1分
東京メトロ千代田線湯島駅6番出口より徒歩3分
都営大江戸線上野御徒町駅A1番出口より徒歩6分
JR山手線御徒町駅南口より徒歩7分
JR秋葉原駅電気街口より徒歩8分
