アートギャラリー道玄坂の山本弘展の不思議な絵

渋谷のアートギャラリー道玄坂山本弘展の4日目が終わった。美術評論家の宮田徹也さんが作品の写真とともにFacebookに紹介してくれた。


こんな凄い作品を目の当たりにできるチャンスはそうそうありません。是非とも足を運んで確かめて下さい。

 それを受けて中和ギャラリーの久保かずのりさんがコメントを書いてくれた。


無謀な予定を組んで15分だけ拝見しましたが、3時間は欲しいと思いました。宮田さんの言うとおり!

 宮田さん、久保さん、ありがとうございます。


※「削道」シリーズについて

「削道A」F20号

「削道AB」F30号

「削道B」F20号
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 展示している作品のうち、「削道」と題した不思議なものがある。「削道A」と「削道AB」と題されていて、同じ1978年に描かれているF20号とF30号の作品だ。削道というのは山本の造語のようだが、若いころ山仕事をしていたこともあり、山を切り開いて道を作ることを意味しているのだろうか。赤土の中に道が作られているようにもみえる。二つの作品は2枚を合わせて1枚の連続する作品としてもいいかもしれない。と思いながら、実は同じ1978年に描かれた「削道B」と題した作品が存在する。やはりF20号の大きさだが、これが青い色が全面に描かれている作品なのだ。題名以外に共通点を探すのが困難だ。この作品は23年前に東邦画廊の第2回山本弘展に出品されて売られてしまった。並べてみたかった気がする。
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展覧会会期は9月24日(月・祝日)−9月29日(土)
11:00−18:00(最終日は17:00まで)
会場は去年と同じ、アートギャラリー道玄坂 
東京都渋谷区道玄坂1-15-3 プリメーラ道玄坂102 
電話03-5728-2101
http://www.artshibuya.com


JR渋谷駅から渋谷マークシティをまっすぐ進み、エレベーターを利用して4階まで上がる。両側がガラス窓の通路を過ぎ、右手にビアホールのLION、カフェのエクセルシオーネ、左手にうどんの美々卯、とんかつの和幸を過ぎ、左手のコンビニ・ファミリーマートの手前を左折、マークシティのビルを出て右へ、すぐ左へ折れるとギャラリーの看板が見える。渋谷駅から徒歩数分。
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