ギャラリー川船恒例の「夏期正札市展」が始まった

 東京京橋のギャラリー川船で恒例の「夏期正札市展」が始まった(6月30日まで)。作品リストを見れば183点の作品が記載されている。
 最も高価なものが長谷川利行のサムホール「お化け煙突を望む風景」が180万円、山下菊二のガッシュ作品が95万円、伊藤久三郎の50Fの油彩が60万円、小泉清の油彩が50万円、小山田二郎の油彩が48万円などとなっている。
 野見山暁治のサムホール油彩が38万円、ほかに中村直人木村荘八須田剋太、蟹江良二などが目についた。山下菊二や須田剋太の作品が印象に残った。山下菊二は最近高騰しているのだという。
 安いものでは、中村忠二のモノタイプや水彩が3,000円、ほかにも数千円の作品がいくつもある。






 一部作品画像と価格入りの作品リストがギャラリー川船のホームページに掲載されている。ひとつの画廊で180点以上の作品が見られるのも大変興味深い。ぜひ見に行かれることをお勧めする。
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「夏期正札市展」
2018年6月25日(月)〜6月30日(土)
11:00−19:00
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ギャラリー川船
東京都中央区京橋3-3-4 フジビルB1F
電話03-3245-8600
http://www.kawafune.jp/