東京日本橋のギャラリーツープラスで藤澤江里子展が開かれている(5月27日まで)。藤澤は1960年東京都生まれ、武蔵野美術大学造形学部基礎デザイン科を卒業したあとBゼミスクールを修了している。なびす画廊、かわさきIBM市民文化ギャラリー、村松画廊、ギャラリーαM、トキ・アートスペースなどで個展を開いている。2012年は青梅アートフェアで青梅市立美術館に大作を展示していた。
藤澤は線に特徴がある作家だ。自由に描かれた線が美しい。独特の線が空間を描いている。抽象的でありながら、何か具体的な空間を描いているようにも見える。
今回のツープラスは昔ギャラリー汲美であった場所だが、広い画廊とは言えない。来年は久しぶりに大きな画廊での個展が予定されているという。藤澤の得意な大きな作品が見られるのではないかと楽しみだ。
・
藤澤江里子展
2018年5月21日(月)―5月27日(日)
12:00−19:00(最終日17:00まで)
・
ギャラリーツープラス
東京都中央区日本橋2-1-19 三幸ビルB1
電話03-6695-8964
http://two-plus.blog.jp/