驚くべき社会の変動

 マッキンゼーが驚くような未来を予測しているという。

 車の自動運転化は、職業運転手を不必要にし、交通事故の減少によって保険業界を激変させる。人工心臓への需要を高める可能性もある。死亡事故が減ると臓器の提供者が減るからだ。 
 ひとつのブレークスルーやイノベーションが、想像を超えた波及を起こしていく時代が「私たちの生きる世界」だと著者はいう。(中略)
 また、急速な技術革新により、2020年までに世界で高スキル労働者は4千万人不足する一方、低スキル労働者は9500万人も余剰になるという。

 これは加藤出が紹介する『マッキンゼーが予測する未来』(ダイヤモンド社)の紹介文。著者はR・ドップス、J・マニーカ、J・ウーツェルで訳者が吉良直人という。
 また、神庭亮介が紹介する「オススメ」の、セブ山『インターネット文化人類学』(太田出版)では、

 いいね!乱発男にパクツイ常習犯、ネットで裸をさらすチャットレディ―ら、一風変わった取材対象者たち。ことに衝撃的なのは、高校生の息子のツイッターを監視し、童貞喪失の日まで特定したという母親だ。

 パクツイとはツイッターのパクリだろうか。
 以上2点とも朝日新聞書評欄から(2017年4月9日)。


マッキンゼーが予測する未来―――近未来のビジネスは、4つの力に支配されている

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インターネット文化人類学

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