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東京銀座のギャラリーせいほうで櫻井かえで彫刻展「ウサギと魚とマイホーム」が開かれている(3月17日まで)。櫻井は1974年東京都生まれ、2006年に武蔵野美術大学大学院造形研究科彫刻専攻コースを修了している。2001年にこのギャラリーせいほうで初個展。以来なんども個展を開いている。
今回の個展のタイトルが「ウサギと魚とマイホーム」、大きな木彫作品が並べられているが、ちょっとぶっきらぼうで、そしてユーモアたっぷりの作品だ。ウサギの胴体はあまり加工してない丸太を使っている。尻のところなどぶった切られたままのようだ。というかウサギの胴体は上下をただ切り落としただけのような丸太を使っているのだ。またウサギとは思えないほどがっちりと太い足。耳がピンと立っている。
さらに背中に家を載せた魚も面白い。ウサギが魚の背中に乗っている作品もある。よく見ればウサギの大作と家を載せた魚の大作が対峙しているように設置されている。するとウサギが魚の背中に乗っている作品はそれの変奏なのかもしれない。
おもしろい木彫作品を見ることができた。
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櫻井かえで彫刻展「ウサギと魚とマイホーム」
2017年3月6日(月)‐3月17日(金)
11:00−18:30(最終日は17:00まで)日曜休廊
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ギャラリーせいほう
東京都中央区銀座8-10-7 東成ビル1F
電話03-3573-2468
http://gallery-seiho.com/