夕べのNHK総合テレビの『試してガッテン』は「快尿!おしっこトラブル 全部解決の5秒ワザ」というものだった。頻尿・残尿・尿漏れがテーマになっていて、録画して見た。
番組中、成人の膀胱の容量が紹介された。300〜500mlだという。半年ほど前、友人と飲んだ時、その居酒屋のトイレには排尿したおしっこの量が自動的に計測される装置が取り付けられていた。私のおしこは700mlだった。友人に話すと感心された。私は膀胱が大きいのだと初めて知った。
実は私の身体で人一倍大きいものがもう一つある・・・・・・。
それは肺活量なのだ。中学生のとき測ったらクラスで一番あった。そのこととは別に、高校生のとき息をどれだけ止められるか試したことがあった。家族がいないときに自宅で一人で計測した。初め何度か試してみて、胸いっぱいに息を吸い込むより、8分目くらいにしたほうが長い時間もつことを確認した。測り始めて間もなく苦しくなった。それを我慢して、苦しくなっても身体を前後に揺すって我慢していると、そんなに苦しくなくなってきた。これは意外と続けられるぞと思ったが、同時に息が止まったらどうしようと恐くなった。傍に誰もいないので、気を失ったら誰も助けてくれないと思ってやめた。2分30秒を超えていた。肺活量が大きいから長い時間息を止めていられたのだろうと思った。
あるとき娘にバストのサイズを訊いた。教えないと言われて、私は胸が小さいけどアンダーバストの数字が大きい、それは肺活量が大きいからだという。小学生のときに測ったら男子も含めてクラスで一番肺活量が大きかったと。
どうやら肺活量の大きさは遺伝するものらしい。
私の尿の悩みは、10年ほど前の事務仕事の頃と、数年前の銀行に勤めていた頃深刻だったが、その後身体を動かすことが頻繁になるといつの間にか解決していた。今回の『試してガッテン』を見て、そのことがよく分かった。いや、有益な番組だった。