ギャラリーQの海老塚季史展が面白い

 東京銀座のギャラリーQで海老塚季史展が開かれている(4月16日まで)。海老塚は1987年、神奈川県生まれ。2011年に東京芸術大学美術学部工芸科染織専攻を卒業し、2013年に同大学大学院美術研究科染織専攻を修了している。いままでShonandai MY ギャラリーなどのグループ展に参加しているが、今回が初個展。名前の季史は「きふみ」と読む。

 ギャラリーの奥の壁面一杯にリボンを組み合わせた大きな作品が展示されている。


 またショッピンバッグと題された作品は、タイのホテルのロゴが入った何かのパッケージや歯ブラシなどを編みこんだ織物で構成されている。リボンの大きな作品と、このショッピングバッグが面白かった。




 ほかにトイ・ブロックとか、ハンカチーフに刺繍した作品や、パターンと題した四角の小片に刺繍を施した作品が展示されていた。
 初個展のせいか価格は低く抑えられているようだったので、コレクターにはぜひ見に行ってほしい。
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海老塚季史展
2016年4月11日(月)−4月16日(土)
11:00−19:00(最終日17:00まで)
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ギャラリーQ
東京都中央区銀座1-14-12 楠本第17ビル3階
電話03-3535-2524
http://www.galleryq.info